女性の薄毛対策　育毛.jp

女性の薄毛対策として、きちんとしたシャンプーの方法を身につけましょう。
薄毛や抜け毛が気になる場合、ヘアシャンプー選びも大切ですが、誤った使用法で抜け毛や薄毛に拍車がかかっては元も子もありません。

ヘアシャンプー選びはコチラを参考にしていただくことにして、今回は、正しいシャンプーの方法をご紹介したいと思います。

シャンプーの正しい方法をマスターして、頭皮のケアを行いましょう。



『正しいシャンプーの方法』

１、まずはブラッシング
無理やりブラシを通さずに、まずは毛先からほぐしていきましょう。
ブラシの重さだけでとくような感じで、そっとブラッシングをします。無理やりブラシを通すと、抜け毛や枝毛、切れ毛の原因になります。
また、洗う前にブラッシングする事で、頭皮の汚れやフケを浮き上がらせ、シャンプーのときの毛髪のからまりを防ぐため、頭髪への負担を軽くする事ができます。

２、お湯で洗い流す
シャンプー剤をつける前に、お湯で毛髪を十分に洗い流します。できれば２，３分程度洗い流すことをお勧めします。
こうすることで、シャンプーをつける前に、毛髪の汚れをあらかた落とすことができます。
シャンプー剤をつける前に頭髪を濡らすだけではなく、汚れを洗い流してしまうことで、シャンプーの泡立ちも良くなります。

３、シャンプー剤をつける
シャンプー剤は、頭皮にとって刺激の強いものです。数箇所に分けて、頭皮につけるようにします。
ダメージヘアの場合は特に、原液ではなく、シャンプー剤を手のひらで泡立てててから頭髪につけるようにするといいでしょう。
また、頭のてっぺんよりは、サイドの部分にシャンプーをつけ、その泡を全体に伸ばすような感じにしましょう。

４、頭皮を洗う
髪の毛ではなく、頭皮を洗います。爪は立てず、指の腹を使って皮脂や汚れを揉み出すように、毛髪の生え際から頭頂部に向け、地肌をマッサージするように洗います。
ぬれた髪の毛は特に痛みやすいため、ゴシゴシ洗わないようにしましょう。
汚れがひどい場合、泡立ちにくい場合は二度洗いしますが、通常は1度で十分です。
2度洗いする際は、2度目はシャンプー剤を少なめにしましょう。

５、すすぎは念入りに
頭皮に付いたシャンプー剤は、フケや痒みの原因になるため、すすぐ時は、シャンプー以上に時間をかけて、ていねいに行います。

６、リンス・コンディショナー
毛髪全体にリンスをなじませますが、頭皮にはつけないようにします。
リンスやコンディショナーが頭皮に残るとフケやかゆみ、においの原因になるため、シャンプー同様、十分にすすぎ流しましょう。

７、タオルドライする
乾いたタオルで髪の毛を挟み、水分を丁寧に拭き取ります。
濡れた髪はとても痛みやすいため、こすり合わせるように拭くのはダメ！枝毛や切れ毛のの原因になります。

８、ドライヤーでよく乾かす
ヘアドライヤーはなるべく髪の毛から放して使用します。
まずは、頭皮を乾かすようにします。
毛先から乾かすと、そこだけ乾燥し過ぎになってしまい、ダメージヘアーの原因になります。
また、濡れたまま寝てしまう方も多いようですが、髪の毛は、濡れているときが一番痛みやすいため、乾燥させるようにしましょう。
また、濡れたままにしておくと、頭皮の雑菌が繁殖してしまいます。

薄毛が心配な女性にとっては、ヘアシャンプーも気に掛かります。
女性ようのシャンプーも多種多様ありますが、特に薄毛や抜け毛が気になる方は、刺激の軽い、頭皮に優しいシャンプーを使うように心がけましょう。

現在、市販されているヘアシャンプーの種類はアルコール系シャンプー、アミノ系（合成アミノ酸系・天然アミノ酸系）シャンプー、石鹸系シャンプーなどがあります。
この３つのシャンプーについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね（＾＾）



●アルコール系シャンプー
アルコール系のヘアシャンプーはシャンプー剤の中では最もポピュラーなものです。
このタイプのシャンプーは大量生産されている物が大部分で、ほかのタイプのシャンプーに比べると低価格で購入することができますが、洗浄力が強く、汚れだけではなく皮ふのバリア層を壊してしまったり、頭髪の栄養分を奪ってしまう恐れがあります。
頭皮に優しいヘアシャンプーを選びたい方は、避けた方がいいかもしれません。

●アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系のヘアシャンプーは天然素材を原料とするシャンプーです。
頭皮や髪の毛と同じ弱酸性のため、刺激が弱いのが特徴です。
皮ふを守ってくれる皮脂を必要な分だけ残したまま、フケや汚れを洗い流してくれるという「選択洗浄性」という働きがあります。
化学合成成分が主体のアルコール系に比べ、天然素材を原料としているため、使用していて安心感があります。
最も刺激が少ないシャンプーなので、アレルギー体質の方やトラブル頭皮の方などには、この天然アミノ酸系のものを使用することをお勧めします。

●石鹸系シャンプー
石鹸系ヘアシャンプーは身体に危害のある成分が含まれないので安全なシャンプーです。
私は自分で作る、「手作り石鹸」で全身を洗っています。
ただし、洗浄力がやや強めで、アミノ酸系に比べ刺激が強いので、敏感肌の人やアレルギー体質の人はアミノ酸系を使った方がいいかもしれません。
また、洗い上がりがゴワゴワした感触になることがあります。
これは酸性のヘアリンスで中和してあげることで抑えることができます。



総体的に見て「アミノ酸系シャンプー」がお薦めと言えますが、多少高額です。
石鹸系シャンプーは敏感肌の人やアレルギー体質の人には不向きですが、気になるゴワゴワは使いなれてくると収まってきます。
石鹸シャンプーを使用する場合は、酸性のリンスを使用して、弱アルカリ性になった髪を弱酸性に中和する必要がありますので、必ず石鹸シャンプー用リンスを使用しましょう。

育毛の原点は頭皮が元気であること！
女性の薄毛の予防・対策のため、ヘアシャンプーはよく選び、正しい方法で洗髪しましょう。